イタリアの濃厚ココアプリン「Bonet(ボネ)」

インタビュー

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インタビュイー プロフィール

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心理カウンセラー・アート販売業 ジェイソン・マイケルさん

オーストラリア出身。イングランド南東部の海沿いにある港町、ヘイスティングス在住。 イギリスに1ヶ月、イタリアに1ヶ月、交互に滞在する生活をしている。イタリア人のパートナー、エンリコさんと様々なイタリア料理を作って楽しんでいる。(記事内画像:ジェーソンさん提供)

私たちが愛してやまない世界的なフレーバーの数々から、毎回その歴史やローカルな人たちの声をインタビューするシリーズ。今回は私たちのフレーバー『ピエモンテココア』のルーツ、イタリアの「ボネ」についてのカルチャーをのぞいてみましょう!

ボネ(Bonnet)は、イタリアの伝統的なデザートです。
ボネは、イタリア北部のピエモンテ地方が発祥とされています。この地域は、イタリアの豊かな食文化と美食の地域として知られています。

ボネは、主に玉子、砂糖、ココア、アマレッティ、ラム酒、牛乳、そしてカラメルなどで作られます。材料を混ぜ合わせて焼いた後、冷蔵庫で冷やし固めることで、なめらかでクリーミーなプリンが完成します。ボネは通常、焼いた後に、ひっくり返して提供されます。

このプリンは、イタリアの家庭で手作りされることが一般的です。特にピエモンテ地方では、家族の集まりや特別なイベントの際にも作られ、家族や友人と共に楽しまれます。また、北イタリアのレストランやカフェではメニューにも登場し、人気のあるデザートの一つです。

ボネは、他のイタリアのデザートと同様に、地域ごとにバリエーションが存在します。一部のレシピでは、アーモンドやチョコレート、アマレッティビスケットなどを追加することもあります。地域や家庭の好みに応じてアレンジされ、様々なボネのバージョンが生まれます。

心理カウンセラー・アート販売業 ジェーソンさん(右)

このプリンについて教えてください。

ボネ(Bonet)とはイタリアのチョコレート風味のココアプリンのことです。
このプリンは、北イタリアのピエモンテ州のもので、トリノはその地方の有名な都市です。

トッピングには、材料にも使用するイタリア特有のビスケット、「アマレッティ」を乗せることが多いですよ。

イタリアのレストランで食べられるデザートメニューですか?それとも家で手作りするものですか?

いつでも食べられる気軽なデザートで、家庭で手作りする人も多いと思います。私も、先日手作りでボネを作りました。作り方はとてもシンプルで作りやすいです。

ボネは北イタリアが発祥ですが、最近ではパンナコッタのようにイタリア国内で広く知られ、多くの人々に愛されています。イタリア料理レストランやカフェ、イタリアの食品店などで、ボネを味わうことができます。

特別な日にこのプリンを食べますか?(結婚式など)

このプリンは、特別な日に食べるものではなく、ボネは、イタリアの食文化においてはとても気軽なデザートです。イタリア人は食事を通じて家族や友人との絆を大切にし、食事やお茶で集まる際には、ボネのようなデザートを楽しんでいます。

プリンタイムでは、そのレシピをアレンジした「ピエモンテココア」を紹介します。初めて食べる日本人に一言アドバイスをください。

ボネはラム酒がきいた濃厚なココアプリンです。少しアルコールが入っていて、それぞれの食材が合わさって、まるでチョコレートとアーモンドのような風味を感じるデザートです。そのリッチな味をゆっくり食べて、一口一口を楽しみながら味わってください!。

ビターでリッチなココアプリン。アーモンドの食感と風味がアクセント。

ピエモンテココア

380円(税込)

イタリア北部のピエモンテ州で食べられているボネがベースになったプリンです。ココア、アーモンド、ラム酒の3つがしっかりと香り、食感は固めでねっとりと濃厚です。ボネとは帽子のことで、ひっくり返したらその名前の由来に納得していただけます。

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